Thursday 10 July 2008

New York New York

 New Yorkに来た。10日間滞在する予定。20歳の時に一度来て以来なので、21年ぶりである。

 明日から、マスタートレーナーのSebastian Plettenbergのもとで、Gyrotonic Apprentice Review Courseを受ける。週末3日間を2回なので、途中の4日はちょっとした休暇になる。

 2月に東京でGyrotonic Foundation Courseを受け始めた頃は、趣味として楽しめば十分だと思っていて、自分が教えることになるなど夢にも考えていなかった。ところが、心身ともにぼろぼろになりながらもFoundation Courseを乗り切ったら、少し欲が出てきて、無理のない範囲でteachingに挑戦するのも悪くないかなと思うようになった。

 とりあえずやってみよう、続かなかったらそれでもいいやと、かなりいい加減な気持ちで始めたのだが、やってみると、教えることで新たな発見があるのがおもしろくて、友人や、友人の友人に協力してもらいながら、週末を使って細々とteachingを続けた。

 Apprentice Courseを受けるには、30レッスンをこなしていなければならない。途中ペースダウンしたものの、32レッスンを終え、明日からApprentice Courseを受ける条件だけはなんとか満たした。

 趣味の延長なので、プロのインストラクターたちに比べると、「教える」ということに対する真剣さや覚悟がまったく足りないと思う。そのかわり、自分の体が少しずつ変化していって、これまでまったく意識しなかった(できなかった)筋肉を感じることができるようになるとか、まったく関係ないと思っていた体の部分がコネクトすると動きの質が変わるとか、そういう発見への興味や好奇心は、たくさんある。足りない部分はこれでカバーして許してもらうしかない。

 なにしろ本業の仕事が忙しくて、出発の前夜は一睡もせずに仕事をし、徹夜明けで空港にむかった。それでもまだ終わらなかった原稿があるので、仕事を抱えての休暇になってしまった。飛行機の中では、出てくる食事を食べているか、うとうとしているか。せっかくVirgin Airlineに乗ったのに、映画を1本も見なかった。まあこれで、時差ぼけの調整が楽になるかもしれない。

 Gyrotonic三昧の6日間と、21年ぶりのNew York観光を思い切り楽しもうと思う。

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