Wednesday 23 July 2008

Day 6

 最終日は、またまたマラソンarch & curlで始まった。20分あまりもハンドルをまわし続けただろうか。最後は、筋肉や内臓が全部なくなり、骨格標本が動いているような気分になった。なんとなく、Tim Burtonの映画の一部になったよう。

 最後の難関のSciatica combinationの練習。大腿後面やお尻がつりながらも、なんとかとりあえずそれらしい動きをするふりをすることができるようになったところでおしまい。

 最後の最後になって、いつも気分が悪かった胸椎のひっかかりは、腰からきていたということを発見。腰椎と仙骨をまっすぐにすると、胸椎のひっかかる感じがなくなり、尾骨から頭の天辺までつながる感じが出てくる。この感じを味わっただけでも、10日間動き続けた甲斐があったと、なんとなく感無量になった。

 飛行機の時間までずいぶんとあったので、Emilyのプライベートを受けて、締めくくりにした。

   こんなに運動したのに、体は元気で、まだまだ動けるような気がした。10日間で、体は元気になって若返った感じ。

 で、このあと、スムーズにロンドンに帰ってきてめでたしめでたしのはずだったのだが、とんでもないことになった。JFK空港からのVirgin Atlanticの夜の便は、予定から4時間遅れて真夜中に離陸。ところが、カナダ上空で客室内の気圧が突然低下し、酸素濃度を維持するために高度3.8万フィートから1万フィートまで下降したあげく、ロンドンまでこの高度で飛ぶには燃料が足りないため、JFKに戻ることになった。早朝4時半にJFKに着陸し、そのあと段取りも何もまったくない中、荷物の受け取り、チケットの再予約と並び続けて、なんとかJFKを再度飛び立ったのが朝の9時半。予定から12時間遅れてぼろぼろになって、ロンドン時間の夜9時半にやっとヒースローにたどりついた。10日間の連日の運動よりも、この旅のほうが数千倍も身体的にしんどかった。それにしても、Virginときたら、危機管理がまったくできていない。

 唯一のgood newsは、補償として、Virginの直行便の往復チケットをもらったこと。これでもう一度NYに行ける!

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