Saturday 12 July 2008

Day 1

 Apprentice Review Courseが始まった。

 Sebastianのスタジオは、セントラルパークのすぐ近くのオフィスビルの2階にある。一歩足を踏み入れると、外の喧噪が嘘のように、「ジャイロッ!」という世界が現れて、一気に気分が切り替わる。木の床の淡い色合いやすべり具合(というよりも、すべらなさ具合と言うべきか)、壁にかかった写真や墨書、たくさんのマシンの混み具合が全部あわさって、心地よい空間をつくっているのだと思う。

 参加者は私を含めて4人。私以外はみんな、プロのインストラクターだけれど気にしない、気にしない。

 今日の一番の収穫は、narrowing the pelvisの感覚がほんの少しわかるようになったこと。そうはいっても、inner thighsを内側に押す感じはまだつかめない。Sebastianにそう言うと、「6日間あるんだから」と返ってきた。

 お昼休憩をはさんで、4時間があっという間に過ぎた。できないことはあいかわらずたくさんあるけれど、できなかったことが少しできるようになったり、うまく消化しきれずにもやもやしていたことがすっきりしたりと、嬉しいことのほうがたくさんあったので、気分も(まだ)前向きでいられる。

 ジャイロトニックは名前のごとく、らせんの動きを特徴としているが、学んでいく過程もspiralだと思う。決して直線的に前進しないけれど、ぐるぐるとまわりながらも、気がつくと前に進んでいる。

 明日は、どんな発見があるのかな。

 New York Time 11:37, 11 July 2008

No comments: