Sunday 14 February 2010

6 hours in the studio

 昨日は、久しぶりにKim & Davidのタンゴのテクニック・セミナーに参加した。彼らは、毎週土曜日、4週を1サイクルとしたセミナーを開催している。ここのところ、Milonga、Vals、振り付けクラスと、いまひとつ気が乗らないテーマが続いていたので、セミナーからは遠ざかっていた。午後1時から2時間たっぷり、重心の移動のしかたやdissociation、out of axisの練習で、たっぷり絞られた。しんどいながらも、練習したという感じがある。

 そこで終わりのはずだったのだが、次のクラスが始まるまでの30分の休憩時間に踊っていたら、Davidが、次のRecent Beginnersのセミナーにまざってもいいというので、調子に乗って、続けて参加。結局、1時間半のセミナーの間、隅のほうで、バーレッスンに励む。

 たいていのクラスは女性の生徒が多いので、土曜日のRecent beginnersとBeginnersのセミナーには、レギュラーの男性の生徒が手伝いにきている。最後のBeginners Crash Courseが始まるまでの30分、そのうちの1人とノンストップで踊る。

 久しぶりに必死に踊った、さあ帰ろうと思ったら、なんと、今回のBeginners Crash Courseは、男性のほうが多い。急遽、お手伝いすることになった。

 左右の足を交互に出せない生徒さんや,体重移動するたびに大きく横にステップしてしまう,ボールルーム・ダンスの経験がある生徒さんやらと踊りながら(踊るというより,単に歩いていただけだけれど),そういえば私も,2年と3ヶ月前、このBeginners Crash Courseでタンゴを踊り始めたのだったと、なんとなく甘酸っぱい気分になった。1時間半のレッスンの間,みんなが苦労しているのが微笑ましくて,ずっとにこにこしていた。足を踏まれても、リードがなってなくても、むっとしたりしない。誰もが初心者だったのだし,ただでさえ男性不足のタンゴ界,初心者の男性に、タンゴを好きになってもらって踊り続けてもらうためには,初めの印象が大切だからね。

 気がついたら,夜の7時。なんと、スタジオに6時間こもっていた。今日起きたら,足がものすごく重かった。修行が足りないのかな。