暑い日が続いている。きちんと夏が来るのはいいことだが、職場にも自宅にもエアコンがないので、これだけ暑い日が続くと、体力的にきびしい。どこかで涼をとらないことには、夜寝るものたいへん。
だからというわけでもないのだけれど、一昨日はRonnie Scottsに行った。 最後に行ったのは、Irakereのライブだったので、改装されてからは、これが初めて(!)。ライブはいつも素晴らしいのだが、入り口にうろうろしている、無愛想で失礼なおじさんたちが嫌いだったのと、改装してから入場料が跳ねあがったのが、足が遠のいた理由。
改装されたRonnie Scottsは、ギンガムチェックのテーブルクロスがなくなって、各テーブルのランプが、モダンなデザインのものに変わっていた。入り口のおじさんたちは姿を消し、お行儀のいい女性たちが、手際よく席まで案内してくれた。
Stanley Jordanについては、友人(彼はギターを弾く)が絶賛するギタリストということ以外、なんの前知識もなく出かけた。”touch” techniqueのパイオニアなんだと聞いても、なんのことかよくわからなかった。
まあでも、知識はどうでもよかった。演奏はひじょうにユニークで、素晴らしかった。Jordanも素晴らしかったし、ベーシストの Charnett Moffettも、すごかった。途中休憩をはさんで、たっぷり2時間近く、堪能させてもらった。
これはYouTubeでみつけた”Stairway to Heaven”。ドラムは違う人だが、Charnett Moffettがdouble bassを弾いている。
涼をとれたかといえば、快適な程度には涼しかったけれど、聴いているうちに興奮してきたので、けっこう暑かった。